少し時間を戻して11/4のこと。
表参道にある菓匠菊家さんに行ってきました。用向きは教室でお出しするお菓子の相談。
ちょうど1年前、テーブル茶道のインストラクターになるための卒業お茶会があり、お菓子を特注したのですが、そのお菓子をもう一度お願いしに行ったのでした。
「どうしたらお客さまに喜んで頂けるだろう?」
一年前にお願いしたお菓子は、季節感やお客さまの嗜好を、私なり考え味わいにも拘った精一杯のおもてなしでした。
これから毎年一度霜月にお出ししようと思います。
過去を振り返り
拙くても精一杯だったあの初心を忘れないように。
未来に向かって
五年後十年後、通ってくださる方にお出しして「またこの時期になりましたね」と言って頂けるように。
有結流ゆいテーブル茶道教室の、ささやかなでも大切な目標が出来ました。
小雪の頃、舞い散る紅葉。
「ちはやふる神代も聞かず龍田川からくれなゐに水くくるとは」
菓匠菊家「ちはやふる」