新年会

日本テーブル茶道協会の新年会&二周年記念パーティーでした。「新年会?」と思われるかもしれんませんが、立春から新年とも言いますので毎年この時期に新年会があります。

設立、一周年、今年と参加していますが、毎年参加者の人数が増えて嬉しいことです。


昨年、講師になりましたので理事の神林先生から看板を頂きました。(左の黄色の着物が私です)

とても美しい看板を嬉しく思うと同時に、手にした時の重みに講師の責任を改めて感じました。またここから精進です。


一斉点前。この日を目標に練習された皆さん。よく練習されて綺麗に揃ったお点前は感慨深いものでした。


お菓子は菓匠菊屋さんの富士山と千代結び。「去年までの会場では富士山が見えたのですが、今年の会場からは見えないので」とのことでした。出されるお菓子にはいつも意味があります。


乾杯、歓談、インストラクター認定書・講師の看板授与の後は、皆さんお待ちかねの福引。全員何か頂けます。講師も何か贈り物を用意するのですが、私が用意したのは久保駒吉商店さんの色糸茶筅。「降る雪も雨に変わる頃。氷も水に溶ける頃。」白、水色、青の三色で、二十四節気「雨水」を表現して作って頂いた茶筅でした。

福引の写真を失念してしまったので、先日の朝抹茶の写真を。(自分用にも同じものを作ったので)お嫁に行った茶筅はきっと大切に使っていただけると思います。


そして私は一等の向山文也さんのお茶碗を頂いてしまいました。後日改めてお披露目させて頂きます。


向山さんと。向山さんのお茶碗をお教室でも使わせて頂いたり、作陶の講座をして頂いたりといつもお世話になっています。

昨年新宿伊勢丹での個展に伺った時にこんな会話をした記憶があります。

「教える立場なのにまだ習いに行くの?」

「はい、ずっと。」

 

個展の時に欲しいなと思ったお茶碗がありましたが、私にはまだ早いと思い購入を見送りました。今回のパーティーで頂いてしまったのですが、私がお茶碗に見合うようになったというより、これを目標にがんばりなさいということなのだろうと思います。

 

「箱書きには油彩茶碗としか書いていませんが、象嵌油彩波状紋で同柄の壺を宮内庁にお納めしたんですよ」とのことでした。

 

改めてお披露目させていただきますね。

 

たくさんの笑顔と楽しい時間を過ごしながらも、気持ちを新たにする一日でした。

 

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