体験レッスン「おもてなし茶の湯」でした。
二十四節気の清明。私は雨水と並んでとても好です。
今年の桜は早かったですが、例年はこの清明の頃に桜が咲きその花が散り始めると、他の花もとりどりに花が咲き乱れ、緑が芽吹く、命の輝きに満ちた清々しく明るく美しい季節です。
古今和歌集にこんな和歌があります。
「春霞色のちぐさに見えつるはたなびく山の花の蔭かも」
情景の浮かぶ美しい和歌ですね。
そんな季節に合わせてご用意したのはこんなお菓子。
鶴屋吉信さんの「春麗」。
お出しする時に、先程の和歌も添えて。
体験に参加された方が一様に
「春で気持ちがざわついていたのが、こちらに来てとても落ち着きました」と仰っていました。
また「お抹茶はしゃっきっとしますね」とのご感想も。
そして茶道教室にお申込みいただきました。
これからもご一緒に良い時間を過ごしていただきたいと思います。