5月5日、端午の節句の日。新宿御苑で野点の会でした。
GWの頃は暑い日も多いので気温が心配でしたが、木陰は涼しく快適でした。
野点の会は二部制。
第一部はお茶会。
蔵太(くらふと)茶箱のお点前をさせていただきました。茶道経験の無い方が殆どでしたので、「お道具はそれに入っているの?」とか「そのまま持ち運べるのですか」と言ったご質問も。建水も入るのでお稽古のお道具が収まるとお伝えすると「作りたいです」という方も。
また、お客さまの中には何度が体験レッスンに来ていただいている方たちもいて、お抹茶もスムーズに召し上がっていらっしゃいました。
蔵太茶箱。こんな感じでお道具が収まります。蔵太茶箱は有結サロンのビルの2Fでお作りいただけます。色も緑や茶など数種類あります。
第一部のお菓子は塩瀬総本家さんの「あやめ」。振出しに金平糖とも思いましたが、初心者の方も多いのでお懐紙に黒文字を添えて生菓子をご用意させていただきました。
第二部はご自身でお茶を点てる体験。
端午の節句なのでお菓子は塩野さんの「鯉のぼり」と兜…と?
その下に紛れ込んだのは御苑の青楓...!
こちらは今日の記念にお持ち帰りいただきました。ご自宅でも今日を思い出しながら一服楽しんで頂きたいと思います😊
ご参加の方の点てていらしたお茶。綺麗に点てていらっしゃいます。
帰宅して参加のお礼のメールを差し上げたところ、以前茶道をされていたという方から「またお稽古をしたくなりました」というお返事をいただきました。そのお稽古がテーブル茶道ではなく、以前習っていらした畳の茶道でも、茶道のお稽古をしたいと思っていただくきっかけになれたのでしたら、とても嬉しいことです。
穏やかな和やかな一日。
今日も良いご縁をたくさんいただきました。
そして開催してみて気がついたこともいくつかあるので次に活かしたいと思います。
次回は紅葉の頃に開催したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
おまけ:野点の会が片付けまで全て終わり、ほっとしての一服、夜抹茶。
抹茶碗は昨日益子の陶器市で求めてきた原田省平さんのもの。明日、明大前の教室で使うので感触を確かめながらお茶を点てました。明日も生徒さんに喜んでいただけますように。