先日の茶道教室で生徒さんからこんなお話を伺いました。
遊びにいらしたお母さまにお茶を点てて差し上げたそうです。とても緊張したそうですが「美味しい」と言ってもらえて嬉しかったそうです。そして更にお母さまと一緒に抹茶碗作りの体験にも行かれたそうです。😃
テーブル茶道は習ったお点前を家でもできることが特徴のひとつです。お教室に通われている方は、ご家族、お友達、そしてご自身のためにお茶を点てみてください。(そして 朝抹茶を始めましたという方は #ゆい朝抹茶 でインスタに投稿を。拝見しに行きます🍵)
テーブル茶道のお教室でお出しした御菓子は、山種美術館の「緑のかげ」。
山種美術館ではその時展示中の絵画をモチーフにした和菓子を楽しめますが、これは、速水御舟の、左に兎、右に紫陽花の描かれた屏風絵「翠苔緑芝」がモチーフになっており、そのことを生徒さんにお伝えすると、美術館巡りのお好きな生徒さんは「山種美術館は行こうと思ってまだ行けていない美術館です。来月行ってみます。」とのことでした。😊
茶道は総合芸術なので、お茶を習い始めると興味も色々と広がるきっかけにもなるようです。
お干菓子は塩野さんの「枇杷」と開運堂さんの真味糖でした。枇杷の細工がとても繊細でした。
今日の朝抹茶。
お菓子はお教室でお出しした枇杷と真味糖。
自分にお茶を点てる時間は、自分と向き合う時間。
季節を感じる時間。
そして、一服のお茶の豊かさに、今の自分に要るものと要らなくなったものを確かめる時間にもなっているようです。