6月の茶人パワーレッスン「蔵太茶箱」を受講してきました。
自分のお稽古の時は、お点前の確認や技術の向上はもろん、私の先生がどう教えていらっしゃるか、そのポイントも学ぶようにしています。「お伝えすること、しないこと、そしてどうお伝えするか、そのタイミングはいつなのか」
私の教室でも、年末か来年からパワーレッスンもご提供できるように、今から自分の中で整理をしています。
私の先生のレッスンは同じ「蔵太茶箱」のレッスンでも、毎回何が新しいことを学ぶことができます。
一回受講しただけで「もう習ったから」と来なくなることは、とても勿体ないと私は思います。
今回はお道具を箱に仕舞って準備をするところから始まりました。
茶箱に収まるとこんな感じになります。
お点前の様子。
茶箱から、ひとつずつお道具を出して準備をして、お茶を点てて、またひとつずつ茶箱に仕舞うお点前。お点前が長いので「これがパワーレッスンの中で一番難しいのでは?」「重陽の節句では?」なんて声も挙がっていました。でも「難しい~」「次は何をするのだっけ?」と言いながら皆さん楽しそうです。
お菓子。菊屋さんの「紫陽花」。写真を撮り忘れてしまいましたが、振り出しの中には緑寿庵さんのメロン味の金平糖。
パワーレッスンは三人一組で亭主、正客、次客の役割を担当します。半東さんはいないので亭主役の時にはお菓子もお客さまのところに運んでお出しします。ご自宅でお茶会をする時のお勉強にもなりますね。
私の生徒さんに茶人会員の方が増えてきたら、生徒さんが亭主、お菓子やお茶も自分たちで選んで、パワーレッスンのお点前でのお茶会。という遊びをしてみたいです。
パワーレッスンは茶道教室に6回通われて茶人(ちゃびっと)に認定され、茶人会員(年会費3,000円)になるとご受講いただけす。7月のパワーレッスンは「水点て」です。涼やかな演出のお点前で冷たいお抹茶の点て方を学びます。