一期一会。

茶の湯を体験できる体験レッスン「おもてなし茶の湯」と茶道教室の日でした。

 

「おもてなし茶の湯」の前半はお茶会体験です。

一期一会のお話、姿勢のお話、お茶会でのお客様の役割などをお話してから、お客さまのお作法としてお茶頂き方とお菓子の頂き方をお話して、実際にお茶を召し上がっていただきます。

後半は皆さまに茶筅でお茶を二服点てていただくのですが、これもただ茶筅を振るのではなく、お点前の一部をして点てていただけます。

 

いらしてくださったのは、こんな方たちでした。

・海外の方に聞かれて日本文化をもっと知りたいと思われた方

・日本料理の勉強をされている方

・昔、茶道を習っていてカジュアルにもう一度始めたいを思われた方

・お義母さまから茶道のお道具を譲り受けたので使い方を覚えたい方

 

皆さま、目的があっていらしているのでとても熱心です。

 

お出ししたお菓子は、菊家さんの「紫陽花」。

前日にお店に伺ってお願してあったので、朝受け取りに行くと「葉はさっきまでお水につけておきました」と、別添えで。細やかな心遣いが有難いです。お教室でも時間が許すまでお水につけてからお出ししました。

 

お出しすると皆さまの歓声。嬉しいですね。

お菓子も菓子器からの取り方(お箸の使い方、お懐紙の使いかたも含めて)や頂き方、頂いた後のお話しもさせていただいています。

 

 

 

ご参加の方が揃って明るい雰囲気の方でしたので、体験レッスンは和気あいあいと楽しい会になりました。

「感動の連続です!好奇心いっぱいで来たのに、もっともっと好奇心が湧きました!」

「家でも点ててみます。もし分からなかったらまた来てもいいですか?」

 

他にも嬉しいご感想をいただきました。

 

いらしてくださる方と作る「おもてなし茶の湯」は、開催するたびに雰囲気の変わる一期一会の会。

和やかな会、しっとりと静かな会、わいわいと明るい会。

どの会も良さがあるといつも感じます。 

 

 

体験レッスンの「おもてなし茶の湯」は何回でもご参加いただけるので、分からない箇所があったらまたいらしていただければと思います。

また、体験レッスンではお点前の一部だけをしていただきますが、お点前を全て覚えたい方は茶道教室へどうぞ。

「もう少し体験レッスンで覚えてから...」という方もいらっしゃいますが、茶道教室になると教本もあるのでお点前習得が目標の場合には茶道教室にいらしていただいた方がよいと思います。

 

もちろん、お菓子の頂き方、お茶の頂き方も何度もするので自然に身に付きます。


「おもてなし茶の湯」の後は茶道教室でした。

茶人(ちゃびっと)会員の方が、四滴、その中でも持ち手と注ぎ口のある水滴でお点前をされました。 

 

最初は「これ難しい〜」と口にされていましたが、お点前が始まるととてもスムーズ。基本がしっかりと身に付いていらっしゃるようです。

また基本のお点前を練習されている方も「お道具色々あるのですね。」と興味深そうにされていました。

茶人会員の方と一緒の時はお道具の予習ができるので良いですね。

 

水滴は茶道教室PLUSの6月のお道具です。

「じゃあ今度会えるのは来年ですね」

「いえ四滴は四種類あるので四年後かもしれません」

「オリンピックと同じ!」

 

四年後に「あの時は...」とお話できるのを今から楽しみにしています。

 

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