11/30、「豊島屋酒造×有結テーブル茶道」のイベントのお手伝いをしてきました。
イベントの内容は、お茶事のように食事やお酒を召し上がっていただいてから、お茶を召し上がっていただくという内容。
要所要所でお作法やお酒の説明も入ります。
主催者の方のご挨拶の後、膳の受け取り方の説明をして膳に乗ったお弁当をお出ししました。
そして酒盃の受け取り方の説明をしてから、お酒を差し上げました。ふくよかでとても美味しいお酒でした。
お酒は三度お出ししました。二回目は(手元が見えにくいですが)ぐい呑みと徳利で。
椀ものの後に、三回目のお酒。千鳥の盃となります。
お椀の蓋に八寸から海のもの、山のものをお取りして、お客さまとお酒を酌み交わします。
(写真がありませんでした...)
お食事が終わったところで、お正客さまに合わせて皆さま一斉に箸を膳の真ん中の落としていただき、その音を合図に膳をお下げして、お菓子を差し上げます。この日のお菓子はとらや製「紅葉重」でした。
お菓子を召し上がっていただいたところで中立。休憩を挟んで、灯を落としてお点前となりました。
場の空気が先程までの賑やかな動から静にガラリと変わります。
皆さん抹茶を召し上がって、最後に引き締まったとか、すっきりしたと仰っていましたが、お酒は陰陽で陽のもの。抹茶は陰のものだそうです。陰陽が整いました。
皆さまに楽しんでいただき、私もとても幸せでした。