雪輪

二十四節気 大雪となり、各地から雪の便りの届くようになりました。

ご用意したお菓子は、そんな季節に合わせて山種美術館(菓匠菊屋製)の「雪輪」。同美術館で展示中の上村松園の「牡丹雪」がモチーフになっています。

山種美術館のお菓子。雪輪。
紅と緑は「牡丹雪」で女性の締めている帯の意匠。そこに透明な雪輪が飾られています。

 

雪は古来より五穀の精と言われています。雪はやがて水となり田畑を潤し作物に実りをもたらすことから、雪輪は縁起の良い吉祥文様とされています。私も好きな文様ですが、雪輪文様を好まれる方は多いようです。

 

この日にいらしてくださったのは、来年、カフェを開業されるというお客さま。

お点前をご覧になって「弓道のお稽古を見ている時のようです」と愉しんでいただけたようでした。

そして、お茶の点て方とおもてなしの心を学びたいと茶道教室にも通われることになりました。

次にお会いするのが楽しみです。

 

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有結流ゆいテーブル茶道教室