重ね茶碗

一月の茶人パワーレッスンは重ね茶碗でのお稽古でした。

重ね茶碗は、お茶碗を重ねてお点前をするというとてもおめでたいもにになります。

重ね茶碗
重ね茶碗

ちなみに重ねられたお茶碗のうち下の内側が銀色方が鶴、上の内側が金色のものが亀の茶碗です。

 

重ねられた状態から始まるので、仮置きや置き合わせなど基本のお点前よりも少し複雑になります。

一服目、亀のお茶碗で。
一服目、亀のお茶碗で。
ニ服目、鶴のお茶碗。大さもいつもと違うので慣れないと難しいです。
ニ服目、鶴のお茶碗。大さもいつもと違うので慣れないと難しいです。


茶人パワーレッスンでは、お点前だけでなく、亭主のご挨拶をしたり、お菓子をお客様のところのお運びしたり、問答などの練習もしてお茶会形式でお稽古をします。

 

茶人パワーレッスンのお菓子は、花びら餅(鈴懸製)、舞鶴(菓匠菊屋製)でした。

鈴懸さんの花びら餅。
鈴懸さんの花びら餅。
菊屋さんの舞鶴。「頂くのが勿体ない」との声も。
菊屋さんの舞鶴。「頂くのが勿体ない」との声も。

花びら餅は平安時代の新年行事、長寿を願う「歯固めの儀式」に由来しており、白餅と紅餅を重ねたもので食べ物を包んだ宮中雑煮が簡略化されたものとも言われています。

お店によって味わいも異なり、牛蒡の風味の残しているものや、牛蒡までしっかりと甘いもの、山椒が入っているものなど色々で食べ比べてみるのも楽しいものです。

 

茶人パワーレッスンの内容は毎月変わります。ニ月は「烏帽子」、三月は人気の「蔵太茶箱」です。

茶人パワーレッスンは六回茶道教室に通われて茶人認定された茶人(ちゃびっと)さんになるとご参加いただけます。

受講してみたいレッスンまでに六回通われるのも良いですね。

 

明大前のサロン結円はこれまで二名様まででのレッスンでしたが、本年度より四名様まで受講いただけるようになりました。秋葉原の有結サロンと合わせてどうぞご利用ください。

サロン結円(明大前)
サロン結円(明大前)