お相手への一服

秋葉原の有結サロンでの茶道教室の日。

この日初めてお相手にお茶を点てる方がいました。

 

お相手に美味しい一服を。

その想いで指先も微かに震えて見えました。

ところどころお点前も覚束なくなりながらも、一所懸命の有難い一服。

その場にいる方たちは、自分も通ってきた道なのでその様子を温かく見守っており、お点前が終わると皆さん優しい言葉をかけていらっしゃいました。

 

二十四節気「啓蟄」の日。

お出ししたのは、長閑な春の風景を写したような、とらや製の「佐渡路」でした。

 

一所懸命にお点前をされた方は、すぐに次のお稽古の予約をされました。

その熱意できっとすぐに上達されると思います。

 

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有結流ゆいテーブル茶道教室