秋葉原で平日夜の茶道教室でした。
夜は昼間より何となく落ち着いた時間になるようです。
最近、生徒さんたちが「昨日の月も綺麗でした」とか「紫陽花に目が行くようになりました」など身近な自然に目を留めてその良さを話してくださり、私も嬉しくなります。
生徒さんが仰っていたのは満月の翌日の月でしたので十六夜の月だと思います。
満月を過ぎると月が昇るのも徐々に遅くなり、月が昇るのを立って待ったり、座って待ったり、寝て待ったりとその待つ様から、それぞれこんな名前が付けられています。
十六夜
立待月
居待月
寝待月
更待月
下弦の月
遅くなる月の出をこんな名前を思い出しながら待つのも良いですね。
この日茶道教室でお出ししたのは、雨の日に開く傘の花の意匠「集彩」。塩野製でした。