七夕の夜に彦星と織姫の星が会うことを、星合と言うのだそうです。
旧暦の七夕の夜。
月は上弦(半月)。
舟のようにも見える月の上る頃。
織姫はその月の舟に乗って彦星に会いに行くのだそうです。
そんなお話もしながらの茶道教室。
お出ししたお菓子は「星まつり」鶴屋吉信製。
お干菓子は少し遊んで、二星が会えるようにと川のこちらに寄り添わせてみました。
最近では新しく入られた方たちのお点前の習得も進み、静かに音や香を楽しむ余裕がでてきたように思います。
また、この日は、生徒さんがお友達にお茶を点てたお話をしてくださいました。
喜んでいただけたそうで私も嬉しくなります。
一服のお茶を点てる。
その為に心を込めて用意をすること。
それは柔らかな心を生みます。
お点前は心を整えてくれます。
お点前が出来るようになったら
大切な方に、ぜひお茶を点てて差し上げてください。