秋葉原で茶道教室の日。
ふたりの茶人さんが誕生しました。
「緊張する」と仰りながら、おふたりとも落ち着いた綺麗なお点前を披露してくださり、点てて頂いたお茶はどちらもとても美味しいものでした。
お出ししたお菓子は「宵花火」鶴屋吉信製。
今夜はきっと綺麗な花火が上がるだろうと思いご用意させていただきました。
このお菓子、この日茶人さんになられた方のお友達で、先にテーブル茶道を習い始めた方が、一年ほど前に初めてにお教室にいらした時にもお出ししたもの。始まりと締めくくりとに。ご用意したのにはそんな記憶も手伝ってのことでした。
有結流では六回教室に通われてお点前がスムーズに出来るようになると茶人(ちゃびっと)に認定されます。
認定書をお渡しするのは、私にとってもとても嬉しい瞬間です。
おひとりは間もなく引越しをされるのですが、東京にいる間に茶人パワーレッスンに出ますと、ふたり揃って茶人会員にお申込みをされ、今月、来月とそれぞれ次のお稽古の予約をされました。
お点前を覚えると楽しくなってきますね。
翌日おひとりから「無事に茶人になることができ、とても達成感がありました(T_T)」とメールを頂きました。
努力されたからこそだと思います。
私の生徒さんは、茶人になる頃に引っ越しをされる方が多いようです。
寂しいことですが、日本のあちこちでお茶の楽しさを伝えてくださるように、そうなっているのかなと、最近は思い始めています。(日本だけでなく韓国の方もいらっしゃいました)
引っ越しされる方は、有難いことに引っ越し後も続けたいと仰ってくださいました。
一年に一度でも良いから顔を見せてくださいね。