明大前で茶道教室と水点てのお稽古の日。
茶道教室にはこの日から新しい方がいらっしゃり、茶人さんや、今日初めてお相手にお茶を点てた方のお点前を熱心に見ていらっしゃいました。
初めてお茶をお相手に点てた方は、二日連続でお稽古いらしたのでお点前が見違えるように良くなりました。
また、新しい方も初めての服紗捌きがとてもスムーズでしたので、上達されるのが楽しみです。
茶人さんは平茶碗でのお稽古になりました。
平茶碗はお湯が空気に触れる面が広いのでお湯が冷めやすいこと、そして、お茶碗の中が見えるので泡立つ様が涼し気なので夏向けの茶碗です。茶人さんはパワーレッスンで既に平茶碗を扱っていらしたので、慣れたご様子でお二人にお茶を点ててくださいました。
茶道教室でお出ししたのは、「朝の露」塩野製。お干菓子は「金魚」たねや製と「笹」恵比寿くろいわ製を。
水点てのパワーレッスンでは、お茶銘とお詰めを皆さんに自由に付けていただきましたが
「きょう(今日と京をかけて)の涼し」
「梅雨の名残」
「夕涼み」
と、即興で素敵な茶銘を考えてくださいました。
普段から素敵な言葉を意識しておくと良いですね。
水点てのお稽古では「さざれ石」塩野製と写真はありませんが「朝顔」鶴屋吉信製をお出ししました。
錦玉の「さざれ石」は、お箸で取るのも、頂くのも少し難しかったようですが、これも練習ですね。