梅雨明けはまだですが、間もなく二十四節気の大暑という頃。
随分と蒸す日、そして、体験レッスンと茶道教室の日でした。
お出ししたのは、目に涼やかにと「水牡丹」塩野製。お干菓子は楽しげに「金魚づくし」と「うちわ煎餅」を。
茶道教室では、今日も皆さん熱心にお稽古されたので、ぐんと上達されましたね。
お着物でお稽古にいらしてくださる方。
ご親族の前でお点前をされた時の写真をお持ちくださった方。
また前回、日本画（速水御舟や上村松園）の話や美術館の話をさせて頂いたのですが、それがちょうど展示中と知って見てきました、と記念にポストカードをくださった方。
お教室に通ううちに、皆様の和のことの楽しみが広がっていらっしゃっるご様子が、とても嬉しい日でした。
体験レッスン「おもてなし茶の湯」は茶道経験の無い方ばかりでした。
お正客さまという役割をしてくださった方が、お茶を頂く時に「私、覚えていないのです、教えてください」と素直に仰ったので雰囲気は和やかに。お帰りになる頃には皆さんお茶の頂き方も習得されていらっしゃいました。
お茶を点てると無心になるのですね。
座禅のようです。
そんなご感想も頂きました。
お茶を点てることには心を整える作用もあります。
忙しく暮らす方々にこそ、必要なことかもしれません。