そんな言葉を思い出すようなお菓子を、この日の茶道教室と体験レッスンではお出ししました。
梅花亭永福町さんの「波」。
煌めく白波の意匠。
梅花亭永福町さんは風味にこだわって完全予約制のお店。上生菓子はとても瑞々しいのです。
この日は体験レッスンと茶道教室とで3回レッスンがありましたので、お干菓子はそれぞれ違うものをお出ししました。
たくさんご用意していたうちわ煎餅もこれで終わり。お出しすると皆さんの笑顔が嬉しかったです。
お昼の体験レッスンにいらした方は、茶道の経験は無いとのことでしたが、所作が美しくて楽しそうにお茶を点てていらっしゃいました。夜の回では、「昔、茶道をしていたことを思い出しました」というお言葉を頂きました。
自分の時間が出来たら、興味を持たれたら...お点前を覚えてご自身でお茶を点ててみませんか。
茶道は様々な文化と繋がっているので、そこからまた新しい世界が広がるかもしれません。
「わたの原漕ぎ出でて見ればひさかたの 雲居に紛ふ沖つ白波」
今日のお菓子で思い出した一首。