つきそめ

明大前での茶道教室。

またひととせ巡ったと感じるお菓子をご用意しました。

「つきそめ」塩野製。

「つきそめ」は桃色(つきいろ)に染めること、染められたものを指すのですよ。そう、お伝えしてから、一年。早いものですね。

去年の徒然「つきそめ~桃花染め~」

 

お干菓子は、水仙と梅の花を。

 

水仙は別名「雪中花」。 二十四節気「雨水」は、雪も雨に変わる頃。雪の終わり、名残の花。日の丸棗の中のお抹茶が、芽吹きを思わせるような日でした。

水仙の方は、恵比寿くろいわさんのお菓子(新年会でお出ししたものと同じもの)。品格のある箱を開けると思わず笑顔が溢れます。

 

 

この日は、茶人さんと三回、四回目、五回目の方たちがいらっしゃいました。皆さまご自身のペースで楽しまれているようです。

三寒四温繰り返し、春に向かう頃。

やがて桜の咲く頃には新しい茶人さんたちが誕生しそうです。