着付けクラス:座学と実技

この日の着付けクラスは、座学と実技。

季節と格にあった装い方を学んでいただきました。

着物の着方を覚えても、どんな着物がその場にふさわしいのか、と不安のなることもあります。

着物には季節と格の約束事があります。

これを押さえておくと、どんな席でも堂々と着物でいらっしゃれると思います。

 

この日のクラスでは、格や仕立ての違いが分かるように、自前の長着、帯、小物(小物にも季節と格があります)を並べておきました。

袷、単衣、うすもの。

礼装、略礼装、外出着、街着...

留袖、振袖、訪問着、色無地、小紋、紬....

言葉で覚えて、実物で確認すると理解も早まるのではないでしょうか。

 

この日一番、皆様の目が輝いたのは、約束事より、長着と帯のコーディネイトの実例。

着物一枚に帯三本とよく言いますが、同じ着物でも帯を変えるとガラリと印象が変わります。

また、帯締めや帯揚げでも雰囲気が変わります。

「あー、本当、全然違います」

「今日、販売していたらセットで買ってしまいます」

時折そんな驚きの声も。笑

 

和服の全てを揃えるのはハードルが高いですが、先ず帯を変える、小物で遊んでみるというところから始めると、失敗も少なくご自分らしい装いを楽しんでいただけるように思います。

 

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