暖かい日が続き桜も蕾も随分と綻んで参りましたね。
お稽古は野点の風情で、蔵太茶箱のお稽古でした。
今日の茶人さんも、去年より落ち着いたご様子で、とても美味しい一服を断ててくださいました。
お出ししたのは、「花の粧い」森八製、振り出しの中には緑寿庵清水さんの、しょうが味の金平糖。(野点で冷えるといけないので・笑)
お茶銘とお詰を自由に付けるなら
「霞の衣」 佐保山園
なんていかがでしょうか。
「佐保姫の霞の衣ぬきをうすみ 花の錦をたちやかさねむ」
春の女神 佐保姫を、菓銘と併せて想起頂けるのではないでしょうか。(佐保姫の衣は霞の衣と言われています)
佐保姫はゆるりと粧い
花は盛りに向かう。
春爛漫。