知る愉しみ

昨日に引き続き、今日も「金魚」のお稽古でした。

お茶は水点て。残暑の厳しい日に良く冷えた氷水での一服はとても美味しく、皆さま良い笑顔を見せてくださいました。

お菓子は「銀河の旅」森八製。

内側の黒いお重に入れてお出ししたら、銘にぴったりと喜ばれる方が。(暗い夜空の銀河…ですね)

お稽古を重ねるうちに色々なことを感じ取って頂けるようになっていらっしゃるようです。

 

コロナ禍で出来なくなったこともありますが、その分、時間も増えました。

「茶道の本を読んでいます」「読みました」「以前、お話に出た美術館に行きました」「古事記の勉強をしています」「茶筅のオンライン講座に参加しました」

 

コロナ禍でぽっかりと空いた時間。それを新しい学びに使っている生徒さん達の姿をとても嬉しく感じました。

 

知る愉しみ。

それは、好奇心を持ち続ければ

一緒続く愉しみだと私は思うのです。

 

 

今日は久しぶりに空薫をして皆さんをお迎えしました。

薫物は六種薫物から夏の香り「荷葉」を。

蓮の香りと言われる「荷葉」。

その季節もそろそろ終わり。

盛りは名残へ。

窓の外、降るような蝉時雨。

その中には一抹の寂しさも。

 

徒然トップ

 

有結流*風月テーブル茶道教室