茶懐石の練習。
この日の朝は碗物の練習をしてみました。
菊花を散らした葛仕立ての茶巾豆腐と、練習なのでもう一種類、海老真薯。
出回り始めた食用の菊花は、花びらを取ったり茹でる時にも典雅な花の香がして、料理をしながらうっとりしてしまいます。
どちらもレシピを見ながら作りましたが、豆腐や三度豆(インゲン)も吸い地に浸して味を含ませてから使うなど、とても丁寧。
他にも、素材が活きるように、お客様が頂きやすいようにと細やかな工程があり、それを知ると頂く側になった時の有り難みも増してきます。
試食の後は朝抹茶。
お菓子は「秋の空」鶴屋八幡製。