茶道教室の日。
コロナ禍で2月からお休みされていた仲良し二人組さんがいらっしゃいました。
久しぶりのお稽古に最初は緊張されていたようですが、室礼、お節句、茶花、美術館、十五夜、十三夜など、ふとしたことからお話が広がると「お茶は奥が深くて楽しいですね」と笑顔を見せてくださり、おふたりとも落ち着いたご様子でとても丁寧なお点前を披露してくださり、揃って茶人認定となりました。
萩の花が零れる頃、空は茜に染まりゆく。
お出ししたお菓子は、主菓子は「こぼれ萩」と「茜空」梅花亭永福町製。
お干菓子は「秋桜・観世水」鶴屋八幡製、「枝豆・赤とんぼ」老松製。
「こちらで過ごす時間は日常を離れた特別な時間です」そんな感想を頂き私も嬉しくなりました。
季節はこれから実りの秋を迎えますが、お教室もまた茶人誕生という実りを迎えた日となりました。