薄紅葉

寒くなり温かな一服の嬉しい頃。

平日夜の茶道教室にいらしたのは、寒さが好きと仰る生徒さん。

所作を丁寧に確認しながらお稽古をされていました。

 

 「薄紅葉」梅花亭永福町製、「深山路」たねや製、「霜ばしら」九重本舗玉澤製。

お菓子も晩秋から初冬を映の景色を映したものに。

紅や黄金に染まる山の粧いも、

霜ばしらの美しさも、寒さの恩恵。

 

「きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに 衣かたしきひとりかも寝む」新古今和歌集

 

二十四節気の霜降を迎え、霜月に入りましたので、室礼も「霜」の文字の入った和歌のイメージでご用意しておりましたが、 明日からはまた別のものにしたいと思います。

 

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有結流*風月テーブル茶道教室