雪間の紅

今年も残りわずか。

慌ただしい頃ですが、お稽古の時間はゆったりと過ごして頂けるように、

花を入れ、空薫きをして生徒さんをお待ちします。

 

今月のお稽古は見立て。

茶道具ではないものを茶道具に見立ててのお稽古。

生徒さんたちにはこちらでご用意した器からお好きなものを茶器として使って頂きましたが、せっかくなので、茶器に合わせてお茶碗も選んで頂きました。

調和の良い取り合わせを考えるのは楽しいですね。 

 

お菓子は「雪間の紅」とらや製を。

南天と雪の意匠だそうです。

切ってみると中には淡い緑が現れて、

冬の間に枝の内側で育まれる新芽を見る思いでした。

「お稽古に来た日は家に帰って調べることがたくさんです」

「学ぶことがたくさんあって、楽しいです」

そんな声も。

 

お茶から世界は広がりますね。 

 

私自身も楽しみながら歩んでいるひとりです。

 

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有結流*風月テーブル茶道教室