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向山文也さんの抹茶碗

上巳。桃の節句の朝抹茶。

お茶碗は先日のパーティーで頂いた向山文也さんのものです。


「箱書きには油彩茶碗としか書いていませんが、象嵌釉彩波状紋で同柄の壺を宮内庁にお納めしたんですよ」とのことでした。

 

節句の日からが験が良いかなと今日から使い初め。大切にします。


3月3日。

上巳の節句が桃の節句と言われるのは、桃の咲く季節だから、そして桃には邪気を払う力があると信じられているからです。古事記の中にも黄泉の国から戻るイザナギが黄泉比良坂で追ってくる化け物に桃を投げて難を逃れる場面があります。

 

桃・化け物の発想で思い出すのは桃太郎のお話。魔を払う桃の名を持った桃太郎は鬼ヶ島に鬼退治に行く、誰もが知っている昔話。でも、どうしてお供は猿、雉、犬なのでしょう?鬼がいるのは鬼門・丑寅の方角とされています。(だから鬼は牛の角を持ち寅の衣を身に付けた姿で表されます)

さて十二支をぐるっと輪で並べてみると、子・丑・寅・卯・辰・巳・・・そう、申・酉・戌は丑寅の真逆に位置します。

昔話の配役も干支を踏まえて良くできているのです。

 

有結流ゆいテーブル茶道教室