霜月はインストラクターになって二年。テーブル茶道教室を開いて一年と節目の月になります。
今日の体験レッスン「おもてなし茶の湯」にも「茶道教室」にも、いつもより賑やかでテーブル茶道に興味を持ったり習いにきてくださる方が増えているなと感じます。
体験レッスンの前半ではお作法の説明の後でミニお茶会をするのですが、お茶を召し上がった皆さまが「お抹茶美味しい!」「苦くない!」と驚いていらっしゃいました。
後半は、お点前の一部をしながらお茶を点てていただきます。抹茶の泡は立てても立てなくても、それぞれの風味があるので良いのですが、一服目で泡を立ちませんと仰る方に二服目の時にコツをお伝えすると泡が立ち、「本当に味が違います!」と楽しそうにされていました。
前半、後半を通して一服のお茶の美味しさを楽しむ会だったように思います。
茶道教室は、初回の方、茶人さん、六回目に向けて練習に熱の入る方と、こちらも賑やかかつ和気あいあいとして、皆さん楽しかったようで、珍しく最後に集合写真を撮りました。
体験レッスンと茶道教室でお出ししたお菓子。
菓匠菊屋製 特注菓子「ちはやふる」
二十四節気の小雪の頃、舞い散る紅葉の描く綾錦。
「ちはやふる神代も聞かず龍田川からくれなゐに水くくるとは」
色々な想いを百人一首の歌にのせ、形した特注のお菓子。
一年一度、霜月の第三土曜日にお出しして今年で三回目になりました。
来年も再来年も来てくださる方たちと楽しめますように。