明大前で茶道教室とパワーレッスンの日。
茶道教室では茶人さんが誕生しました。
この日が6回目の方。
あがり症とのことで、お点前を披露される前に随分緊張されたご様子。
その様子を見ながら、お茶碗をひとつお出ししました。
そのお茶碗、生徒さんの中に萩出身の方がいて、大変ありがたいことに「押入れに眠っていたので」とお持ちくださったものです。
萩焼は七化けします。
お教室の皆で大切にお茶碗を育てて、皆でその様を楽しもうと、6回目のお披露目の時にそのお茶碗を使って頂くことにしていました。(今回写真は失念…)
お披露目用のお茶碗をお持ちすると緊張されていた方は「あ、萩」と小さく呟いてから、お点前に入られました。
披露してくださったお点前は、先程まで緊張されていたとは思えない程、丁寧で落ち着いたものでした。
お茶を頂いたおふたりも「美味しいです」と柔らかな笑顔をみせてくださいました。
後でお話を伺うと、この方は山口の出身で萩焼のお茶碗には想いがおありだったそうです。
ご縁というのか、繋がりというのか、不思議なことです。
茶人さんが誕生した日は、お教室はお祝いモードに包まれます。皆さまのがんばりが形になり、私にとってもとても嬉しい日です。
茶道教室の後は、パワーレッスンの「金魚」。
服紗を金魚に畳んで飾るお点前「金魚」。
この日も可愛らしい金魚が泳いでいました。
パワーレッスンや茶道教室PLUSで扱うお道具は毎月変わるので、その月にご参加いただけないとまた来年ということになります。ご参加頂いた方は、昨年、参加したくてもできなかったので一年待って会えた金魚だそうです。