万葉集鑑賞と着付け教室の日。
今回の万葉集鑑賞のテーマは 「初秋」でしたので、練香の「菊花」を空薫してお出迎え。
どこか凛とした香が漂います。
次の会までに、二十四節気は立秋、処暑、白露、秋分と移り、中秋の名月、栗名月を迎えます。
今とこれからの季節を愛でられるように、和歌は、秋の七草、風、露、月を詠んだものを鑑賞してゆきました。※中秋の名月は9/13の誤りです。
お楽しみのお菓子は、昇月堂さんの「一枚流し あんみつ羊羹」をご用意。露や月や萩の色が入っていて、目にも楽しいものでした。おもたせにも良さそうですね。
お茶にお香に和歌。
季節の移り変わりを感じ愛でる。
日々の暮らしもそっと色づく気がいたします。
「み空行く 月の光に ただ一目 相見し人の 夢(いめ)にし見ゆる」
秋の夜。澄み渡る月の光。浮かぶ影。
今回、鑑賞した和歌から。