月白

昨日に続いて茶道教室と体験レッスンの日でした。

 

茶道教室では昨日二人の茶人さんが誕生しましたが、今日は新しい方がおふたりいらっしゃいました。おふたりとも茶人さんたちの甲赤でのお点前を熱心にご覧になっていました。

新しい方のおひとりは12月に渡航されることが決まっています。しかも渡航前に二ヶ月程研修があるそうで、なかなかお稽古にいらっしゃれません。

「一回でも、二回でもお稽古したいです」。

そんな思いを伺い、出来るだけご希望に添えるようにしたいと思っています。

 

お出ししたお菓子は「御園菊」鶴屋吉信製。

 

お干菓子は「柚餅」と、森の香本舗さんの「折りふしに」から「秋耕」と「月白」を。

「秋耕」は秋の収穫後にすぐ田畑を耕やすこと。よく見るとお干菓子には畑の畝のような模様が。

 

「月白」は「げっぱく」と読むと月の光のような淡い青を含んだ白色を指し、「つきしろ」と読むと東の空に昇る月が空を白く染める様子を、引いては十五夜を待つ心を指すのだそうです。

 

長月朔日。

月、ー中秋の名月の待たれる頃ですので。

 


体験レッスンも明大前では初めての満席となりました。

 

いらしてくださった方たちと、和のことの繋がりの面白さやお茶会のお話などもして楽しいひと時となりました。