毎月最終日曜日に行っている着付けクラス。
9月からマンツーマンに変更いたしました。
この日が4回目の方は、小紋や付け下げなど、柔らかい着物の着方の練習をされました。
これまでの織の着物に比べて裾線、半衿の出し具合が変わってきます。また背ひだと取ったりと飾りも入るので、少し難しくなりますが、着方の手順は覚えていらしたので、ポイントに気をつけながら丁寧に着ていらっしゃいました。
時間が余ったので、前回の名古屋帯の復習もいたしました。
前回は結び方の手順を覚えていただきましたが、今回は理想の形をお伝えして、綺麗な着姿になるようにアドバイスも。
次回は、いよいよ袋帯。着物お出掛けのデビューももうすぐですね。
その後のクラスでは、この日が初めてという方がおふたりいらっしゃいました。
初回は半衿付けですが、お教室では付け方だけお伝えして、実際に縫うのはご自宅にするか、お教室でされるか選んでいただくようにしています。(見られてのお裁縫は苦手な方もいらっしゃいますよね)
今回は、ご自宅でされた方、お教室でされた方の両方がいらっしゃいました。
「お裁縫は自宅が良い」「自宅ではしないから」。
マンツーマンですので、いらっしゃる方に合わせて進めさせていただきます。
半衿付けをされなかった方は、もちろん、された方も時間が余りましたので、長襦袢の後に長着も着ていただきました。
着物に袖を通すのはいつもとは違う自分に会えて嬉しいものだと思います。
「背が高いので着物は似合わないと思っていました」
そうおっしゃっていた方は、洋服とはまた違った雰囲気で、着物もとても良くお似合いでした。
着物を着られるようになると、出掛ける先も広がりますね。
日々の暮らしの中に和の愉しみを。