オンラインでのお稽古の日。
コロナ禍で始まったオンライン講座ですが、毎月受講くださっている方がいらっしゃいます。
「オンライン講座はマンツーマンなので集中できる」とのお話通り、いつもとても熱心にお稽古されます。
お点前の時の空気感もモニター越しにも伝わってきて、その凛とお点前を他の方にも見て頂きたくなりました。
ご本人の努力の賜物だと思います。
生徒さんのご用意されたお菓子は中秋の名月が近いのでお月見に因んだものを。
私の方は「葛焼き」を。
葛焼きは見た目が素朴なので、お教室で生徒さんにはお出ししたことが無いのですが、口の中ですっと溶けてゆく食感が優しくて、私自身とても好きなお菓子です。
最近は茶懐石用に葛粉を常備しているので作ってみました。
作り方はとてもシンプル。
(自分用なのでざっくり作っています)
・お鍋に葛粉と水を入れる
・葛粉と同量の砂糖(私はきび砂糖を)、白餡(市販品)を合わせて火にかけ、鍋肌が見える位の硬さまで練る
・型に入れて常温で固める(冷蔵庫は葛が硬くなるのでNG)
・固まったら切り分けて、片栗粉をまぶしてフライパンで焼く
葛は身体にも良いので、夏の疲れの出やすいこの時期にもおすすめです。
コロナが収まったら、友達や生徒さんたちに出来立てを出して差し上げたい。作りながらそんなことを考えていました。